待つ時間にも楽しみを!
待ち時間と人の気持ちの8つの法則

こんにちは。豆蔵です。
唐突ですが、皆さん、シュトレンってご存知ですか?
ドイツのトンネル型の菓子パンで、中にはレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが練り込まれています。ドイツやオランダでは、クリスマスシーズンに食べることも多いようです。
クリスマス前に買って、約一か月の間、シュトレンをちょっとずつ食べながらクリスマスを待つ・・・。
クリスマスシーズンに限れば、12月1日から開始するアドベントカレンダーもありますよね。毎日1つずつカレンダーの窓を開け、クリスマスを待つ・・・。
どちらもクリスマスまでのワクワクが高まります!
誕生日やお休み、製品の到着など、私たちの生活には、様々な「待ち時間」があり、それぞれ色んなワクワクやイライラが潜んでいます。
サービス提供側としては、「いかに早く、迅速に」と考えがちですが、それでも限度はあります。UX(ユーザーエクスペリエンス)の一部である「待ち時間」をどのように捉えるべきでしょうか。
アメリカの経営コンサルタントである、デービッド・マイスターは、待ち時間と人の心理について「マイスターの8つの法則」を提唱しています。
- 何もしていない時間は長く感じる
- 人はとにかく何かに取りかかりたい
- 不安があると、待ち時間は長く感じる
- 待ち時間が分からないと、長く感じる
- 理由もなく、待ちたくない
- 不平等な待ち時間は長く感じる
- 価値あるものに対する待ち時間には寛容になれる
- 独りの待ち時間は長く感じる
この8つの法則、豆蔵は「わかる・・・!!」と納得。
気軽な外出がしづらくなり、フードデリバリーやECサイトの利用が増えた結果、発送→到着(受取り)までの位置情報や進捗を共有してくれるサービスは、とってもワクワク感が高まります。
フードデリバリーでも、ついつい「今どこかな?」とアプリを確認したり、「今日の人は自転車だな」とどうでもいいことを確認したりしてしまいます。
※豆蔵は出前館ユーザーです。自転車の時とバイクの時でアイコンが違うようで、微妙な楽しみが増えました!
デジタル化により、時間の流れが速まっている中、「待つ間も楽しめる」ことは、モノ・コトともに非常に重要なUXの一部分です。
皆さんの提供するサービス・製品は、「待つ時間」にもワクワク・ドキドキを提供できていますか。
●今回のまとめ
辛抱強く待つ・・・辛い待ち時間の時代は終わった!ワクワクを増やす仕掛けが大事ニャ!
by豆蔵